2017/7/10-7/16 の検索結果:
こんにちは、石井ゆかりです。 これを書いているのはまだ8日なので、 まだ満月の前なんですが 10日から始まる、この記事での「今週」は、 満月過ぎた「台風一過」のような、 少しほっとするような雰囲気もあります。 9日の満月はかなり鉄火というか、 熱量が高くてボリューミーだったので、 そういう盛り上がった時間を過ぎて、 10日から16日の週は「一山越えた」感があるんじゃないかと思います。とはいえ、今週何もないかというとそうでもなく 太陽が冥王星とオポジションぴったりになるの月曜日…
何かを好きだと思う気持ちや、愛情など やさしくあまく、やわらかい感触のものたちが どんどんその強さを増し、熱くなっていくと 勇気や戦意や意志の強さ、頑固さやこだわりといった かたく激しい感触に変わっていきます。 でも、そうした激しさ、かたさも、 よくもとをたどっていくと やわらかく優しい気持ちにちゃんと、たどりつけたりします。 誰かの心のなかの、 そんな複雑なありようを理解したとき 私たちは深く感動します。ただ厳しいだけのように見える人の心の奥にある、痛烈な優しさや、 堅く心…
愛と語らいの時間が続いています。 あるいは、 「人と会う喜びの時間」「発見と出会いの時間」 「楽しみとその共有の時間」 とも言えるかもしれません。 人との密な交わりや、愉快な交流の中で、ふと、 「その世界がもっと外の世界へと開かれている」 ということに気づく瞬間もありそうです。小さな公園で遊んでいたら、 その公園がもっと大きな公園の一部だった と気づく、といったことが起こるのかもしれません。 私たちは幼い頃、たとえばプールなどで 「幼い子供用」のエリアから、 もっと大きな子供…
自分の中に色々な謎が渦巻いているとき それに、なんでも応えてくれる人がいたら たいへん、面白いだろうと思います。 ずっと疑問に思っていたことをどんどんぶつけて こたえをもらえるのです。その「こたえ」は、もしかすると 「正解」ではないかもしれません。 むしろ、間違っていたり、単なる個人の感想だったりするのかもしれません。 でも、とにかくなにかが「投げ返されてくる」ことで、 だんだんに、別の、 もっと大きな「こたえ」が見えてくることもあります。今週、あなたはたぶん、そんな情熱的な…
この時期は、選択肢が非常に多いようです。 たとえば、良好な人間関係の中で 「もう少し踏み込んでみようか、 それとも、ここまでにしておこうか?」 という思案が発生し、少し迷ってみる といったことが起こりやすいのです。 たぶん、「どちらにするか」を決める上で 合理的な根拠はほとんど、みつからないかもしれません。 「どっちでもいいところで、どっちをえらぶか」 は、 直感で選ぶこともできますし 普段からの思想信条にもとづいて選ぶこともできますし はたまた、もっと全然別の 自分自身にし…
よくよく頭を使わなければ解けないような難しい問題や あくまで合理的に、冷静に、論理的に判断しなければならないような状況で 不思議と「情」が必要になる気配があります。 「なんでこれがうまくいかないんだろう?」 と首をひねるようなとき、 たとえば、 潤滑油が足りないとか、湿り気が少ない、といったことが原因で 機械がうんともすんとも言わない、 というのと似たような状態なのかもしれません。あなたはたくさんの潤滑油や水分のような要素を持っている人ですが そうしたものは、だらだら垂れ流れ…
行動していて迷いを感じたら、 仲間との対話や、友だちへの相談が 迷いを消してくれるでしょう。 逆に、人と話しすぎて何が何だかわからなくなったら、 特に目的もなく身体を動かしてみると、 頭が整理されてくるかもしれません。たったひとつの方法とか、固定された環境などに 「浸かりすぎる」と、 今は、少し視野が狭くなりがちなようです。 もちろん、書斎の椅子に座ったまま全世界を見渡せるような、 強靱な頭脳と精神の持ち主も、世の中にはちゃんと存在するわけですが 多くの人は、できれば少しは環…
放っておいて欲しいのに、寂しかったり 深く考えてから言いたいのに、なぜかどんどん話してしまったり、 謎だなあと思っているのに、わかっている振りをしてしまったり 清らかに生きたいと思いつつ散財してしまったり、等々、 私たちの「願い」はなかなか、整合しません。 でも、その矛盾は、第三者から見れば けっこう「矛盾していない」場合もあるようです。このところ、あなたの中でどうも 「整合しない」部分があるなら、 今週、それを誰かがおもしろいかたちで 「とりまとめて」くれるかもしれません。…
「犠牲を払ってもらう」ことと 「迷惑をかける」ことは 似ているようで、決定的に違う部分があります。 「犠牲」は、もともと、 神様に祈るときにささげる、いけにえのことです。 もし、神様がいけにえを「受け取って」くれなかったら、 いけにえを捧げた人の祈りは「拒否された」ことになってしまいますから 大変、辛いのです。 たとえば、願い事を呟きながらお賽銭をポンと投げたとき、 それが賽銭箱に跳ね返されて自分の手の中に戻ってきたら たぶん、少しはぎょっとしてしまうでしょう。 逆に、奮発し…
なにかに強烈に惹きつけられるとき、 私たちはその原因があくまで相手の中にあると感じます。 でも実際は、 自分の中にこそ、何らかの炎があらかじめ燃えていて たまたま、相手がもっていたなんらかの「欠片」の煌めきに 自分のなかの炎が反応しただけ ということも、あるものです。ただ、この時期に限って言えば 相手の中にも同じような炎が もっと強大な形で存在しているのかもしれません。 そして、あなたの中の熱と、 相手の持つ深いマグマのような熱が呼び合って おもしろい「協力体制」が形成される…
言っていることとやっていることがちがう、とか やりたいこととやっていることがちがう、など 私たちはさまざまな小さな矛盾を抱えて生きています。 そうした矛盾は大抵、不快だったり、不可解だったり、 あるいは、不本意だったりします。意図的に本心を隠して、 自分を偽った行動をとり続けているような状態は 確かに、不幸だろうと思います。 でも、私たちは自分自身、なかなか自分がわからなくて ある道を選んでそれを進んでみてはじめて、 「別の道を進みたがっている自分」に出会う ということも、た…
あなたは元々「五感のひと」で、 人一倍、世界を身体的に感じとる力に恵まれています。 情報化社会では「物質そのもの」は軽視されがちで メディアに流れる写真や映像を見ただけで 世界中で起こっている事を知っているような気になってしまいますが 実際、本当の意味で「それを見た」「それを聞いた」のは その場にいた人たちだけです。あなたの日常的な感受性、感応性は 今、とても活性化しているだけでなく 強い発信力を帯びているように見えます。 あなたが特別深く知っている、 上記のような「感覚の秘…
どこから見ても「正しくて、周囲の人のためになる」選択肢が なぜか、納得できないことがあります。 夢を諦めて選んだ「正しくて、周囲の人のためになる道」を ずっと進んだ先で、深く後悔している人も 世の中には、少なくないのかもしれません。芸術の世界では 「こうした方がキレイで整然としているけれども その調和を敢えてこわしてみる」 といった選択は、珍しくないようです。 機能の点から見てごく合理的に設計された街よりも たくさんの複雑な曲がり角を持つ街の方が 結果的に長く栄えた、という話…