石井ゆかり@筋トレの週報です。
『星読み』もよろしく!

2018/7/23-7/29 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
大雨の次は猛暑、、
体がついていくのが大変です。
皆様どうか、ご自愛下さいませ。



今週の空模様です。
このところは星空も、どうもカッカしています。
というのも、夜半東の方の空を見て頂きたいのです。
大きな赤い星がギラギラしているのが見えます。
火星が接近しております。
【特集】火星大接近(2018年7月31日 地球最接近) - アストロアーツ
火星はその名の通り、「熱」の星。
このところの酷暑と妙に韻を踏んでいて、
本当に燃えるように見えます(気のせい
前回の大接近は2003年で、
日本はむしろ冷夏だったようですが、
ヨーロッパを熱波が襲い、フランスでは1万人を超える死者が出たそうです。
もっとも、火星が接近していない年でも熱波はもちろんあるので、
因果関係などはないんですが
私たちの心の中で、あの赤い火星の輝きと、
夏の高温は、印章として、容易に結びつくように思われます。
あとになって
「あの夏は、火星が怖いほど輝いて、ものすごく暑かったなあ」
と思い出せる、これが「星の付箋」です。


その、赤く輝く火星の横で、
28日、皆既月食が起こります。
今回の月食は日本でも見られるのですが、
明け方の月食であり、皆既中に没してしまうので、
ちょっと物足りない感じもします。
でも、皆既月食では、月は赤く染まりますが
水平線近くの満月というのはそもそもが、
夕陽と同じく、ものすごく赤く見えることがあるので、
今回の月食の「色」には、
どんな風に見えるのか、ちょっとわくわくしています。
赤い星と真っ赤な月食、
素晴らしい光景になりそうです。


星占い的には、月食は「特別な満月」で、
重要なターニングポイントと言えます。
この日の前後に大事なイベントを控えている人も少なくないかもしれません。
半年から1年のスパンでの「到達点、マイルストーン」のような位置づけの節目です。
さらに、位置的にも火星のすぐそばで、
天王星・太陽とTスクエアの様相を呈し、
非常に鉄火な、爆発力を秘めたような、
勢いや変革、エネルギーなどを感じさせる配置と言えます。
予定調和や和やかな妥協などを打ち破っていく、
ごく新鮮な、決然たる闘志のようなものを感じます。
今回は特に、2日前の26日から、水星が獅子座で逆行を始めています。
月の側にドラゴンテイルがあり、火星も太陽の対岸ということで逆行中、
たとえばここで「壁を打ち破っていく力」が発動するとして、
その力の方向は、直線的に現在から未来へ向かうものというよりは、
過去から現在を押し上げていくような力であったり、
今まで見過ごされていた物を発掘するような力であったり、
勇気を出して少し前に戻るような力であったりするのかもしれません。
たとえば、みんなで顔色を窺いあいながら「これでいいよね」と、
なかばナアナアで進めてきてしまったことがあれば、
ここでひっくり返すことも出来るかもしれません。
実は誰もそれを望んでいないのに
なぜか、お互いに忖度し合った結果
満場一致で事が運んでしまう
ということが、私たちの住む世界では
けっこう、起こり得るようです。
そういう「だれも望んでいないにもかかわらず、満場一致の決定事項」を
ガツンとひっくり返すチャンスがあるとすれば
ちょうど、こんな星回りのタイミングなのかもしれません。


金星は海王星・木星と調停の位置を動き、
冥王星ともつながって、台形のような形を描き出します。
台形の「底辺」である海王星と金星のオポジションが
この形では全体の方向性を定める
という説があります。
魚座の海王星と乙女座の金星は、
非常に強力な治癒力、ちょっと過剰なほどの「お世話」を感じます。
癒すこと、助けること、手をさしのべること。
一般に、人に対してサポートを申し出るとき、
私たちは楽観や勇気を必要とします。
なぜなら、相手に拒否される可能性があるからです。
この時期は楽観や押しの強さで、
遠慮や抵抗を押し切れる感じがありますが
それがどこまで喜びへと繋がっていくのか、
少し調整が必要な場面もあるのかもしれません。
とはいえ、ある種の過剰さがなければ実現し得ないこと、というのが
この世界にはたくさん存在すると思います。
お互いに遠慮し合ってびくびくしていては始まらないようなことが
今週、始まる可能性もあるように思えます。


今週はそんな感じです。



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