2018/10/8-10/14 全体の空模様
こんにちは、石井ゆかりです。
年の後半となりますと、占いは繁忙期でして、
だんだん露出が増えて参ります。
iyukari.hateblo.jp
いろいろあります、どうぞよろしくお願い申し上げます!!
で
今週の空模様ですね。
今週はまず、9日の天秤座の新月がビビッドです。
新月は「はじまり」のタイミングですが、
今回は特に、6日に金星が逆行を開始、
水星が10日に天秤座から蠍座へと移動します。
つまり6日から10日というあたりで、
雰囲気がパパパっと変わっていく感じがあるのです。
金星は天秤座の支配星ですから、
天秤座・蠍座に跨がるあたりで物事が切り替わっていくイメージです。
ここは人間同士の関係や経済関係などを扱う場所なので、
なにか普段のフォーメーションや負担の内容が変わるような、
関わりの形が変わっていくような、
そんな感触があるのではないかと思います。
物事には、自分で決められることと、
周囲の人々の都合の集積として決まっていくこととがありますが、
この時期は「みんなの都合の落としどころ」みたいなものが、
ひとつの出発点として機能するのかもしれません。
新月が海王星とインコンジャンクトしているのも
ちょっと面白く感じられます。
魚座海王星は純粋に精神的な世界というか、
まったく「目に見えない・手で触れない世界」を感じさせますが、
この星がごく合理的な天秤座の新月とインコンジャンクトする姿は、
「自分の決断や選択、物事への評価などは、
自分では自覚し切れていない動機を含んでいる」
ということを指し示しているようにも見えます。
つまり、
「自分ではきわめて合理的・論理的に行動しているつもりでも
実はごく非合理な感情にその根拠があって、
結果的には、それで正しい」
みたいなことがあるのかな、という気がするのです。
逆行を始めた金星は、今週、水瓶座の火星とスクエアを組みます。
金星が位置しているのは火星の支配下にある蠍座であり、
ここには太いパイプがある、
という感じになっています。
蠍座と水瓶座には一見、あまり共通点がないように思われるのですが、
「既存の道徳や倫理」に関して、批判精神を持っている
というところが似ている気もします。
善悪自体の相対性みたいなものを蠍座は鋭く見抜いており、
既存の善悪の古さや非合理を水瓶座は批判追求する世界、
といえると思います。
一般に「善だ」とされることでも、
よく考えてみると欺瞞や偽善であることも多いものです。
人間観や価値観、優劣の基準などについて、
この時期、熱い「反転」が起こるような場面も、
もしかしたら、あるのかもしれません。
今週はそんな感じです。