石井ゆかり@筋トレの週報です。
『星読み』もよろしく!

2018/3/26-4/1 魚座の空模様

明治時代、
東郷平八郎は外国で食べたビーフシチューが忘れられず
日本に帰ってきて料理人に
「こういうものを作って欲しい」と命じたところ
「肉じゃが」が生まれた
という話を聞いたことがあります。
これはどうも、宣伝用の作り話だったそうですが、
なにかの代用品のようなものがそのまま、
独立した作品として定着する
ということは、
世の中にけっこうあるのではないかと思います。


私たちの生活の中でも
「道具も材料も条件も資金も何もかも揃っている」
ということは、結構マレです。
いつもなにかが足りなかったり、
不足分をおかしなもので補ったりしています。
道具があってもやり方が分からないとか、
人数が揃わないので一人で何役もこなすとか、
私たちは様々な工夫で
不足な状況を乗り越えようとします。
そうした、言わば付け焼き刃の工夫が、結果として
意外にも新しい技術を生み、文化を生む
ということは、珍しくありません。


今週、そんな展開が
あなたの世界で、勢いよく起こるかもしれません。
「条件が揃わなかったからこそ、叶うこと」
「材料が足りなかったからこそ、生まれる発明」
というものは、おそらく
諦めない気持ちや、柔軟な発想から出てきます。
あなたの生来の「境界越え」の能力は
そうした意外な発明を可能にする、
潜在的な才能と言えるかもしれません。