2017/10/9-10/15 全体の空模様
こんにちは、石井ゆかりです。
これを書いているのは6日なんですが、
8日、「宙フェス」でトークイベントと、ダイアリーの販売をやります！
sorafes.com
トークの方はすでに満席なのですが、
星ダイアリーは直筆一言おみくじカード付きを、
けっこうな冊数販売します、よろしくお願いいたします！
で
今週の空模様ですね。
今週はいよいよ、木星が動きます。
木星は一つの星座に一年ほど滞在するのですが、
去年の9月9日から天秤座に位置しており、
この10月10日に蠍座へと移動します。
おぼえやすくて助かりました（爆
木星は「成長と拡大の星」で、
その一年の雰囲気とか、注目を浴びるもの、世の中で「動く」ことなどを示す
と考えられています。
去年の9月くらいから始まったことが、
このあたりでそろそろ一段落
みたいな感じがあるかもしれません。
今回、日本は選挙があるなど
まさに「星が動く」イメージが重なり、興味深いです。
「忖度」という言葉が流行りましたが、
この言葉はとても天秤座っぽいなという気もします。
悪い意味ではなく、
あくまで人間関係・力関係の中で物事を考えていこうとする
というところが、天秤座チックな言葉です。
「忖」も「度」も、両方「はかる」という意味があるのだそうですが、
天秤はまさに、「はかる」道具です。
心の中にある天秤で、いろいろ「はかって」いる感じがしたわけです。
一方の蠍座は、天秤のような「揺れ」がない世界です。
問いが出された瞬間、あるいは問いが出される前から
すでに答えが決まっている
みたいな、絶対的な世界です。
さらにいえば、その「決定的・絶対的な答え」は、
最初から白日の下にさらされているわけではありません。
「答え」がパワフルなものであればあるほど
必要になるまで、しっかりと隠されています。
日本には
「お金をむき出しで扱わない」
みたいなマナーがありますが、それに似ています。
「包んで出す」のは、包まれているものが限りなく強力だからです。
でも、ずっと包んだままでは、その「力」は機能しません。
いざというときには、「包み」を解くことになります。
蠍座は、限りなく強力なものを包み、
さらに、必要な時にその包装を解く
というシステムを司る世界です。
この世界に木星が入るここからの一年、
どんな雰囲気の時間が続いていくのか、
とても興味深いです。
山羊座・射手座・蠍座でディスポジターがぐるっと回りますが
この三星座の全体が、
2018年から2020年に強いスポットライトが当たる世界となっています。
今週10日はそういう意味で
ここから2020年に跨がる一つらなりの物語がスタートするタイミング
と言ってもいいかもしれません。
今週のことに話を戻しますと、
14日、金星も乙女座から天秤座へと歩を進めます。
金星は天秤座を支配する星なので、
「帰ってきた」感じがあります。
王様の帰還を受けて、天秤座は活性化しますし、
過去一年にやってきたことがここで、
純粋な輝きを帯びるのではないかと思います。
「ここまでやってきたことには、
こういう意味があったのか！」
という実感を深く味わえるようなことが、
14日以降、起こっていくのかもしれません。
タイミングが前後しますが、週の前半、
火星と土星ががちっとスクエアを組むのもポイントです。
このかたちは、継続的に保たれていた状況に関して
何らかの「実力行使」的なブレイクスルーが起こる
という雰囲気を纏っています。
このときいきなりなにかが起こるのではなくて、
準備されてきたことが結構ラディカルな形で弾ける
みたいな感じです。
土星と火星の組み合わせは、
「断定・断罪」のようなイメージもはらんでいます。
ある種の否定が、オノを振り下ろすような緩みのなさで振り下ろされる
みたいな、ドシンとした感じがあります。
今回は柔軟宮でおこるわけですが
季節の変わり目を担う星座同士の、その最後の度数でのスクエアは
迷いやモヤモヤ、複雑なしがらみなどを
少々乱暴なやり方でもいいから、この際思い切って整理してしまおう
みたいな感じなのかなと思います。
あるいは、たとえば
「ゴミ部屋・ゴミ屋敷を徹底的に片付ける」
といったような、
どこまでも強い意志と情熱と根気の良さと実行力が必要な、
そんな作業が可能になるのかもしれません。
というわけで今週は全体に、
結構でっかい節目感があるタイミングです。
たとえば、年末年始には多くの人が
過去一年を振り返ると同時に、
「一年の抱負」など、ロングスパンでの道筋を思い浮かべ、
普段よりスケールの大きな時間的視野を持つわけですが
今週はそれにも似て、
過去と未来を普段よりも大きな物語のまとまりとして捉えよう
という思いが湧いてくるかもしれません。
今週はそんな感じです。
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