石井ゆかり@筋トレの週報です。
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2017/6/12-6/18 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
先週のドタバタ劇(星的に)を抜けて、
今週は少し「収まるところに収まる」感じがあるかもしれません。
特に、水星と金星がオウンサイン(自分が支配している星座に位置している状態)なので、
いろんなこと、
特に、コミュニケーションや経済的なことに関して
ハンドリングしやすい感じがあるんじゃないかと思います。


牡牛座と双子座は、12星座の象限的に
「自分のこと」を軸にしやすい世界だと思います。
双子座はコミュニケーションなんだから外部向きなんじゃないの
という考え方もあるかもしれませんが、
蟹座-山羊座の夏至冬至のラインでばきっと円を半分にすると
どっちかと言えば「自分」がわで、
牡羊座-天秤座の春分秋分ラインで円を割ると
「内側」側になります。
双子座は射手座と対になっていますが
双子座は「言葉をおぼえて自分のものにしていく世界」で、
射手座は「哲学や宗教、天下国家を論じる世界」と考えると
双子座の「ことば」って、
どこかパーソナルなところに軸があるんですね。
更に言えば、双子座は「メッセンジャー」の星座
というイメージがあります。
郵便屋さんは基本的に、メッセージのナカミは、見ません。
届けた先で「何か」が起こったときはちゃんと裁量するかもしれませんが
とにかく、届けている最中は、ナカミにはタッチしない。
ビジネスなんかでも、
取引の最中(検品などを除き)商品のパッケージは開かないです。
内部と外部に関して厳密な区分けがあって、
どこからタッチするか、ということに非常にデリケートである
という天から見ると
双子座のコミュニケーションの軸は「セルフ」にある
というイメージを、私は持っています。

なので、いきなり自分を外の世界に放りだして
外の世界の事を云々する、というよりは
まず自分の感覚世界や思考の世界に軸足を置いて
そこに住まいながら窓を開けている
みたいな感じがあるのかなと思います。


更に言えば
火星が蟹座に位置していますが
これはけっこう、扱いにくい配置です。
蟹座は大量の感情を堅い甲羅の中に閉じ込めて管理する
という仕組みの世界なんですが
その甲羅が、火星のバリバリしたアクションで
ひびが入ったり、蝶番がズレたりと
不安定になりがち
みたいな感じになるんだろうと思います。
安全に守られた家庭になまはげが入ってきた
みたいな感じです。
でも、なまはげって、
今は子どもの教育的な意味で大事にされているようですが
人間が古くから、もちろん今でも、
大自然の猛威の中で生きていく
ということの
シミュレーション的なものなんだろうなと思います。
私たちは自然と出来るだけ戦って、
安全で安心な「住める世界」を作っているわけですが
それでも、災害の猛威は毎年、人間の「住める世界」をどこかで壊しています。
たぶん、国内だけに限っても
台風や大雨、地震などで壊れた家が一軒もなかった年
というのは
ないんじゃないでしょうか。
世界中を見渡せば、いつもどこかで、人の生活空間が破壊されている、
というのが現実だと思います。
もちろん、私たちは自然から多くの恵みを受け取っていますが
その一方で、自然の荒ぶる力に圧倒され、打ちのめされることもあるわけです。
自然の「恵み」と「わざわい」のこの両者と
私たちは否応なく向き合って生きなければなりません。
自然災害だけでなく、理不尽な事件や事故、
意味のわからない諍いや衝突、あらゆる誰も望まない状況など
人生は不可解な「悪意」に満ちた世界でもあります。
なまはげは酒肴を出してもてなしてお帰り頂く、ということになるそうですが、
私たちはどうやって人生に訪れる幾多の理不尽を
この心に「おさめる」ことができるのでしょうか。
蟹座の火星は、そのことを学ぶよう、促してくれる配置のようにも思えます。
私たち自身の中にももちろん、悪意や怒り、荒ぶる不可解なエネルギーが存在します。
蟹座の火星は、そのことにまず、気づかせてくれるのかもしれません。
私たちが「これは外部にある」と思ったものの欠片が
ちゃんと私たちの内部にも存在する
というのが
星占いの思想なのだ、と私は思っています。

今週はそんな感じです。


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