人目を気にしたり、
スピードを競ったり、
数字にこだわったりしているうちに、
だんだんと
「本当にだいじなことはなにか」
「なにがやりたかったのか」
を、忘れてしまうことがあります。
常に見つめていなければならないことを、
他のパラメータや条件に振りまわされて、
いつか見失ってしまうのは、
とても辛いことです。
この時期の星回りを見ていると、
そうした「どうでもいいこと」から、
あなたを引き離そうとする強い力を感じます。
見つめるべき大事なことに意識を集中させ、
自分がやるべきことをストレートに請け負って、
そこから動き出していこう
という大きな流れを感じます。
このような軌道修正をするために、
旅に出る人もいれば、
図書館に行く人もいれば、
本を持ってカフェに向かう人もいれば、
山に登る人もいるかもしれません。
そして、そこから「現世」に帰ってきた時には
心の中にちゃんと
旅先や山の頂上で見つけたもの、
書物との対話で見いだした答えが、
組み込まれています。
だれかから特別なギフトを受け取る人もいるでしょう。
そのギフトは、
どこか特別な場所に足を踏み入れるための
「チケット」や「パスポート」のような意味を持っているかもしれません。

- 作者:石井ゆかり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2019/10/30
- メディア: Kindle版