2019/12/23-12/29 牡牛座の空模様
深く考えて出した自分なりの答えに、
尊敬する師から
「よくそこまでたどり着いたね、
それでいいと思うよ」
と言ってもらえたら、
どんなに嬉しく、
心強いだろうかと思います。
たとえば今週の牡牛座の世界では、
そんなことが起こるかもしれません。
時代を変えるような特別な発明や発見は、
何もないところから突然出てくることもあるかもしれませんが、
多くは、すでにあるものの改変や改良です。
「改変や改良」をするには、
すでにあるものに対して、
何らかの疑問を持つ必要があります。
つまり、
すでにあって正しいとされ、
受け入れられているものごとを、
ある程度「否定する」ことが必要になるのです。
「これは有名な人が言ったのだから正しい」とか、
「権威ある立場の人の意見だから正しい」
「皆が信じていることだから正しい」
「有名メディアの報道だから正しい」など、
私たちはそのバックグラウンドの光に照らして、
ある種の考え方やカギカッコつきの「科学的事実」を
つい、無意識に信頼してしまいます。
でも、そうした「後光」を取り払って、
自分なりに「すでにあるもの」へツッコミを入れ、
否定をして見ようと考えたときに、
新しい発見への扉が開くこともあります。
眠っているとき、夢の中で
目覚めても目覚めても本当には夢から覚めない、
という状態になることがあります。
今度こそ起きたぞ！
と思ったのに、
しばらくすると眠りの中で夢を見ている自分に気づくのです。
「目から鱗が落ちる」ようなこと、
「ストンと心に落ちる」ようなことも、
そうした「醒めたようで醒めない夢」に似て、
何度も何度も繰り返し、
私たちの人生を揺さぶります。
何か新しい考え方や事物に触れて
「これだ！」
と思ったときもまた、
いつかはべつのものに「開眼」して変化していく、
その部分をわずかに、保留しておくことが
本当の「自由」なのかもしれません。
このところ、牡牛座の人々は
純粋な自由
を心のどこかで求め始めているはずですが、
そこに今週、
新しく強い光が射し込む気配があるのです。
