石井ゆかり@筋トレの週報です。
『星読み』もよろしく!

2019/9/30-10/6 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。


新月は29日の日曜で、明けて30日からの一週間は「スタート!」の勢いに溢れています。

特に30日はまだ月が天秤座に位置していて、新しいことがどんどん始まる感じが強いでしょう。

天秤座の金星は週の半ば、山羊座の冥王星とスクエアを組み、「誰もが欲しがるもの」への欲望や志向がむき出しになるようなイメージがわきます。

特に、個人として欲しいものというよりは、社会の中で、集団の中で「ほしい」もの、という感じがあります。

たとえば肩書きや権力、立場の強さ、ゆたかな人脈、支えとなる人間関係、などはその代表です。

もとい、これらは「だれもが欲しがるもの」とは言えないかもしれません。

社会的な野心を持たない人も、世の中にはたくさんいるからです。

それでも、「バカにされたい」「低く見られたい」という人はたぶん、ほとんど居ないのではないでしょうか。

尊敬されたり、重んじられたり、大切にされたり、ということは、誰もが心のどこかでは願っていることだろうと思います。

更に言えば「どうすれば尊敬されるのか」ということを、多くの人が考え、追い求めているところもあるはずです。

今週はそうした「欲」、もっと言えば「のぞみ・ねがい」が、かなり赤裸々な形で見えてくるような感じがあるのです。


3日、水星が天秤座から蠍座へと移動します。

蠍座の水星は「歯に衣着せぬ」ような激しさ、鋭さを感じる配置です。

遠慮のない発言、タテマエを切り裂くような言葉のイメージです。

「関わり」には、重層的な部分があって、ある層と他の層は矛盾し合っていることが珍しくありません。

そうした、物事がはらむ不整合や矛盾を、どのように扱ってゆくか、ということが「愛」なのだと思います。

ひとつのことがたったひとつのリクツで一刀両断できるなら、だれも困りません。

なのに、たくさんのものをそのまま「たくさんのものだ」と言うことが、どうしても難しい世の中です。

それでも、私たちは自他の中にある矛盾、関わりの中にある矛盾につきあっていかなければなりません。

まじわりあって、集まって、結びつき合って行くために、どうすればいいのか。

天秤座金星と山羊座冥王星のスクエアは、人間集団や人間関係の本質を掴んでいます。

そこにはちゃんと「矛盾」の要素も、含まれているはずなのだと思います。


今週はそんな感じです。


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