石井ゆかり@筋トレの週報です。
『星読み』もよろしく!

2019/8/26-9/1 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。

水星が29日に乙女座入りすると、乙女座に4星集合、盛大な「乙女座祭り」となります。
30日には月も入って新月となり、ぎゅっと乙女座に星が集まって、
かなりビビッドな「スタート」のタイミングとなりそうです。
ひとつのテーマにぎゅっと焦点を絞ったような、非常に「強い」展開となるかもしれません。
今回の新月は更に、牡牛座の天王星とトラインを組んでいて、
地の星座に10星中8星が集中するという凝縮ぶりです。
非常に濃く、力強い雰囲気がありますし、新鮮な破壊力にも満ち溢れています。
複雑な現実を切りひらく力、実務・実効性をという側面から、斬新なスタートを切れそうです。
今週から始めたことなら、三日坊主に終わることはないかもしれません。
乙女座は「経験」の星座ですが、そこに天王星が加わることで、「経験則にないこと」のほうに向かうような力が加味される感じがあります。
過去に否定してきたような条件を敢えて選び取ることで、新たな展開を現実の物にできる、といったことも起こるのかもしれません。


現実的な価値、どこまでもリアルな「力」、人間の集団や組織、社会。
私たちは一人一人が自由な考え方や意思を持ち、自分で自分の考えを支配している、と感じていますが、
実際のところ、そうでもないものなのかなと思います。
非常に大きな人間集団がひとつの方向に一気に動いていくようなとき、
後世の人々は「それを止めようとする力は働かなかったのだろうか」と考えますが、
人間集団というものは決して、「ひとつひとつの個性の集まり」のようなものではなく、
それとして独立した、一つの大きな別の力に変わってしまうものなのではないか、という気もします。
善い人が100人集まれば、当然善い集団となる、と私たちはイメージしますが、
現実にはそうでもないのかもしれません。
自分一人でいるときの自分と、他者と共にあるときの自分とは、別な自分だからです。
それがどんなに「個人の自由な選択」のように見えても、実際はそうではないことも多々あります。
周囲の空気に飲まれ、人の雰囲気に流されて、選びたくも無いものを選んでしまった経験を、
多くの人が持っているはずです。

何かを選ぶということは、決して簡単なことではありません。
大きな人間集団の中にあれば、なおさらです。
先週も書きましたが、乙女座という星座は、「集団の一員・制服を着た人・学生・兵隊・メンバー」のような存在を象徴しています。
同じく乙女座のテーマである専門性や職人性、職業、就労なども、人間が集団となって分業するところに生まれる概念です。
先週より更に「乙女座」が強調される今週、私たちは「一体どんな場に生きているのか」ということを、かつてとは違う形で再認識することになるのかもしれません。


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