初めてクラスメートに話しかけるときや、
初めて校長室の扉を開こうとするとき、
あるいは、初めて一人で旅に出るときなど、
とてもドキドキするものです。
もちろん、全然緊張しない!という人もいるかもしれませんが
そういう人であっても、
人生の中で何度かは、
ある扉を開くかどうか、その扉の前で迷う
ということがあるのではないかと思います。
このところ、そういう状態にあった人も少なくないでしょう。
あるいは今週、その状況に立ち至るのかもしれません。
いずれにせよ、今週、
あなたはその扉を開くことになるでしょう。
そして、その向こうに待っているのは、
意外な事に、
ある意味で「自分のかけら」のような存在であるようです。
非常に懐かしい人がいるのかもしれません。
そこで出るのが、
あなたがかつて深く考えたテーマについての話なのかもしれません。
旅先で、自分の分身のような人に出会えるのかもしれません。
どんなことが起こるかは解らないのですが
そこで起こることの本質に、
「自分自身との再会」
というメタテーマが含まれているようなのです。
あなたが普段やりなれていることが
まるで初めての世界で、大いに役に立つでしょう。
あなたのやり方やいつもの価値観に、
初めてであった誰かが、驚きながら共感してくれるかもしれません。
この時期出会える相手は、
懐かしくも新しい味方なのです。

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