2018/11/26-12/2 全体の空模様

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フィガロジャポン HOROSCOPE 石井ゆかりの星占い 2 (メディアハウスムック)

年報や上半期、ダイアリーなどの年間占いの
「内容の違い」は、
年間占いや下半期の、内容の違い。 - 石井NP日記
こちらにまとめてみました。

で
今週の空模様ですね。
今週は、けっこういろいろあります。
まず、週の半ばは射手座に3星集中で、
週末12/1に逆行中の水星が蠍座へとひきかえします。
いろいろなことが混乱したり、噴出したり、
ぐるぐるっと回り道になったりするかもしれませんが、
結果的にはその動きによって
「あたらしいことがわかる」「材料が増える」
ような感じがあるのではないかと思います。
水星逆行中は物事が遅延したり、
予定が変更になりやすかったり、
コミュニケーションや交通機関の混乱が増える、
等と言われます。
今回は特に、場所が射手座なので、
混乱するコミュニケーションのスケールも大きい感じがあります。
出てくるはずがなかったものが出てくる
みたいなことが起こって、
そこから、更に大きな議論や動きが生まれる、
なんてこともあるのかもしれません。

金星と天王星がオポジションを組みます。
牡羊座最終度数と天秤座最終度数、
オウンサインの強い金星のオポジションで、
すごく中身が詰まった感じがします。
特別なくす玉を割るみたいな密度と爆発力を感じます。
金星は愛と美と豊かさの星で、
天王星はある種の爆発力、自由に向かう革新の力を扱う星です。
この２星が真正面からばちーんとぶつかって行くところが
ちょうど過去７年ほどの総決算の最中の牡羊座最終度数で、
人と関わることと自由でいること、
愛することと自立すること、
闘うことと平和を求めること、
等々のテーマにおいて、
卵の殻を破るように、新しいなにかが姿を現すのかもしれません。

土星と火星のセクスタイルもなかなか強力です。
山羊座土星は社会的なルールや権威、支配に必要な規範などを扱います。
一方の魚座火星は、人を救うための自己犠牲とか殉教、
「社会的な平時の規範を越えた所にある、聖なる炎」
を感じさせる星です。
たとえば、「立ち入り禁止」と書いてある場所には入ってはいけないわけですが、
その立て札の向こう側で、幼い子どもが池に落ちておぼれかけているのが見えたら、
「立ち入り禁止」は無視しなければなりません。
これほど分かりやすいシチュエーションなら、
「立ち入り禁止」のルールを破るべきかどうかの判断は簡単ですが、
もっと判断の難しい、あいまいなシチュエーションは、
日常生活の中にも、たくさんあります。
なにごともないときであれば、ルールに従っていればまず、「正しい人」でいられますが、
何か起こったとき、ルールに従う人が正しいのか、
それとも、そのルールを超えて行く人が正しいのか、
そこに、だれにもわかるような「正解」は、存在しません。
「正解」のない場での「正しさ」はどこにあるのか。
この土星と火星のセクスタイルには
そんな命題も含まれているのかもしれません。

今週はそんな感じです。

star.cocoloni.jp