石井ゆかり@筋トレの週報です。
『星読み』もよろしく!

2018/4/16-4/22 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
水星逆行明け、新月スタートの今週は、
とにかくフレッシュな雰囲気に包まれています。
先週もちょっとフライングで書いてしまいましたが、
16日、天王星と並んで新月が起こります。
新月は「スタート」のタイミングで、
天王星は「改革・革新の星」であり、
何か電撃的に始まる!
というイメージがわきます。
更に言えば、これも先週も書いたんですが
天王星は来月15日に牡羊座から牡牛座への
約7年ぶりの移動を控えています。
11月に一度戻るので、これが最終的な移動ではなく、
移動完了は来年3月になるのですが、
ロングスパンで見れば
「このあたりから引越作業スタート」
みたいな感じと言っていいと思います。
行き先が決まって荷造りがはじまるような感じです。
長いこと迷っていたけれど
今週
「よし!動こう!」
というふうに覚悟が決まって動き出す
という人も少なくないはずです。
あるいは、先週中に肝が決まって、
今週おもむろに腰を上げる
みたいな展開になるのかもしれません。
さらにいえば、
天王星は意外さとか突発性、
想定外の変化、みたいな象意を含んでいます。
予想通りの展開、ではなく
「そうくるか!自由だな!」
みたいな、驚きを含むスタートとなる可能性も高いと思います。


自宅である牡牛座に入った金星は、
先々週土星、先週火星とトラインを組み、
今週は冥王星とトラインを形成します。
さらに木星も入れて、「調停」になります。
マグマのように全て飲み込みたいような、
深く官能的な「欲」を感じる配置です。
欲というのは、愛情などにも似て、
「持て」と命令されても、難しいものです。
欲しくないものは欲しくない
わけです。
欲しくも無いものを一生懸命欲しい気持ちになる
なんて、ナンセンスです。
私たちには、自分の「欲」の内容は、
基本的には、コントロール出来ないのだろうと思います。
出てきた「欲」は、ある程度抑えたり、
適当に満たしたり、生活に支障が出ない範囲で運用する
ということが可能ですが
人生の中では、そうした「運用」のようなことが効かなくなる、
制御不能の瞬間も、巡ってこないわけではありません。
たとえば、もし「欲」が完全にコントロール可能なら
ダイエット産業はこんなに発展するわけがありません。
さらに、私たちには様々な「欲」があって、
私たちの内側で、欲と欲とがぶつかり合います。
たとえば「食べたい」と「痩せてモテたい」という欲がコンフリクトを起こしたときに
そこに根の深い経済活動が発動する
ということもあるのかも。。。。という気もします。
蠍座木星、山羊座冥王星、牡牛座金星の調停は
非常に大きな、深い、私たちの命そのもののような欲のかたちです。
先週の火星の形にもそういうところがありますが
今週の形は更に一段階、階層が深い、という感じがあります。
先々週がレンブラント、先週がクリムトなら
今週はエゴン・シーレみたいだと思います。個人的に。
これは、芸術としてどれが深い、みたいな話ではなく
星のラインナップからのごく個人的な連想です。すみません。


20日、太陽が牡羊座から牡牛座へ移動します。
牡牛座の皆様はお誕生月に入ります(おめでとうございます!)。
地の星座祭りがさらに加速します。
五感、物質、価値、身体性、実体。
世の中を否応なく支配している実効力が
力を増していきます。
時代的に洗練されたやり方よりも、
ふるくさいような、素朴なような、
ごくベタなものや方法ほど、
この時期は「響く」感じがあるかもしれません。
一時的な流行に吹き飛ばされないようなものが力を持つ、
ということもあると思います。
私たちが「これは昔からの伝統だ」と感じているようなものでも
長い目で見ればとても新しかったり、
とってつけたようなものだったりする
ということは、珍しくありません。
強い「現実の風」が吹いたとき
張り子の虎が吹き飛ばされて初めて
皆が張り子だったと気づく
といったことだって
ありうるんじゃないかと思います。


今週はそんな感じです。


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