石井ゆかり@筋トレの週報です。
『星読み』もよろしく!

2018/4/2-4/8 射手座の空模様

泥だらけのゴボウをよく洗って皮をむけば
まっ白な肌が顔を出します。
一見して怖ろしく見える鋭い刃物が
活け花や彫刻や手の込んだ料理など、
美しいものを生み出します。
怖ろしげなものや危険なもの、
汚れたものなども
そこに「仕事」をほどこすことで、
まるで印象が変わることは、珍しくありません。


今週、あなたの手の中にあるものが
そんなふうに、ぱっと美しく変化する
ということが起こるかもしれません。
ややこしく面倒に見えたことが
ごくシンプルで優美なものへと変わっていくかもしれません。


なにかが決定的に足りないとき、
その「不足」がひとつの「特徴」や「存在」のような意味を持つ
といったことが起こります。
たとえば、能面をかぶると表情が動かなくなりますが
その「動かない表情」こそが
ひとつの演出効果となる
というようなことがあります。
小動物を可愛がる人々の中には
動物が人間の言葉を話さない
という点に意義を感じている人もいます。
無為な休養の中から意欲が生まれ、
意味のないガラクタの中からインスピレーションが芽を出します。
この時期、なにかが「足りない」ということが
別の効果や価値を持っていることがわかり、
そこから、新しいことを始める人もいるのではないかと思います。