「希望を持とう」というとき
私たちは、未来に確たるビジョンを持っているわけではありません。
未来になにが待っているかはわからないけれど
きっといいことがある。
そういう思いが「希望」です。
希望をもって道を歩き続け
そこに経験や学びが重なって、
だんだんと希望は育って
やがて「夢」というヴィジョンにつながります。
「希望」と「夢」の違いは
イメージがあるかないかです。
希望は純粋な光ですが
夢はカラフルなイマジネーションであるはずです。
純粋な好意やときめきは「希望」のようなもので
友情や信頼は「夢」のようなもの
ということもできるかもしれません。
前者は一瞬で抱けますが
後者が育つには時間がかかります。
今週、ここまであなたが育ててきた希望が
「夢」に変わるかもしれません。
あるいは、淡い行為や恋心が
大きな信頼や愛に変わっていくかもしれません。
それは、今週が特別な時間だから、ということではなく
これまで少しずつ積み重ねたものが
少し意外な形で花開く
という、
その変化なのだろうと思います。