石井ゆかり@筋トレの週報です。
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2017/6/5-6/11 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
6月になってまだ4日(これを書いているのが4日)ですが、
はやくも「6月の山場」がやってきます。
5日、6日、7日と
星が立て続けに星座を移動していくのです。
星が星座の境目を越えていくことを
星占い用語で「イングレス」と言うのですが
けっこうこの「イングレス」の前後は、
空気を変えてしまうようなビビッドな変化が起こりやすいように思います。
前後1,2日の幅があるんですが
その「境目」に近い時間帯に、
ぽんぽんと目新しいことが起こって
その出来事がそこからの日々のレールを敷いてくれる、
みたいな感じがあるんですね。
で、今回はそのイングレスが3つも立て続けに起こり
さらに最後、ダメ押しのように9日、
射手座で満月があり、射手座の支配星である木星が順行に戻ります。
つまり5日〜9日が、けっこう大きめの「転換点」になっていて
それを今週がすっぽり包んでいるような格好なのです。

金星は2月から牡羊座近辺をうろちょろしていて
水星は逆行もあったのでこれも結構長く牡羊座-牡牛座にいました。
火星が双子座に入ったのは4月後半です。
なので、短くみつもれば4月半ば以降、
長めにみつもれば2月からの流れが
まさに今週で、ぽんと切り替わる
というイメージになるわけです。
二月頃のスケジュールを見返して、
その頃始まったことが今どうなっているか、考えて見ると
「おおお」と思い当たる部分もあるかもしれません。

金星は牡牛座へ、水星は双子座へ入りますが
これは両方ともオウンサイン、
つまり「自分が支配している星座に戻る」動きです。
「だれでも家に帰れば伸び伸びとした気分になるように、
星も自分の支配する星座に帰ると、良いところが出やすい」
等と説明されます。
人によっては自宅が必ずしも居心地がいいわけではない
という場合もありますが
それはさておき、
喩えるなら母国語が通じる世界に帰ってきたような、
「自分のやりかたでやってフィットする世界」に戻ってきた感じがあるのですね。
牡牛座は口を管轄する世界で
双子座-水星は言葉の世界です。
なにかこう、お喋りがかしましくなる、みたいなイメージがありますし
また、経済的な動きが活性化していく感じもします。
牡牛座は「金融・物質的豊かさ」で、双子座は「取引・ビジネス」の世界です。

一方、火星は蟹座では若干、居心地が良くありません。
火星は「火」のイメージを纏う星で、
蟹座は水の星座ですから、
お互いに打ち消し合うような感じもありますし
あるいは、沸騰する熱湯のように、
ちょっとキケンな匂いもあります。
蟹座は甲羅の世界であり、
大切なものをまもるための防御の世界と言えます。
ナショナリズムと怒り、恐怖からの攻撃、
というような解釈もできるわけで
恐怖や防衛意識に囚われた人が
目をつぶって誰彼構わず過剰に攻撃を加える
というような動きにつながると、
確かに、非常に危険です。
天秤座木星の「調整・対話」の姿勢や、
牡牛座・双子座の実質的コミュニケーションなどが
この蟹座火星の荒ぶるパワーをうまく掬い取ってくれる
というかたちになればな、と思います。

ただ、怒りや攻撃力というのは
一般論として、それ自体がいいものでも悪いものでもありません。
憤怒を湛えた不動明王の像があるように
私たちの中にある「怒り」には、
悪や弱さと戦おうとする清らかなものもあります。
ただ、私たちが自分を「正しい」と信じるとき
怒りの炎はなぜか、濁りがちです。
燃えさかる鎧や盾をもった人には誰も触れることができませんし
その中にある心にも、声が届きません。
炎の剣を持つことと、鎧を燃やして誰も近づけないようにすることは
戦い方として、まったく違っています。
たとえ燃える盾を振りかざしたとしても
どこかに、生身の自分を「出して」おけるならば
鎧もろとも自分自身も炎の中に閉じ込めてしまう、
といったキケンからは、逃れられるのかもしれません。

今週はそんな感じです。

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